石原慎太郎都知事の政策の一環で資金調達に悩む中小企業を救済することを目的として誕生した銀行が新銀行東京です。
その設立の過程を見ても分かるように筆頭株主は東京都です。
やはりその大きな目的は「中小企業への貸し渋りを解消したい」という事のようです。
事業性を見て無担保での融資をしたり、低金利を積極的に実施したりとその目的のために各種のサービスをしています。
公共料金の自動支払いなどには使えませんが郵便貯金やみずほ銀行などのATMが使えますので利便性は損なわれていないと思います。
新銀行東京の個人向けの口座は普通預金と定期預金をひとつにまとめた総合口座になってます。
また窓口での現金預け入れ引き落としに対応していません。
現金の取り扱いはATMを使用するようになっているようです。
やはりその基本理念は融資を重視しているようです。
個人向けというよりは中小企業の企業主向けといった感じの強い銀行です。
設立の経緯からも全国銀行協会に参加していませんのでATMの全国キャッシュサービスにも未接続になってます。
個人のメインバンクとして使うのは少し厳しいかもしれません。
しかし新銀行東京はその融資の力を多くの中小企業に向けています。
中小企業を元気にする、という東京都全体の希望を現実にするために是非頑張ってほしいと思います。
ICキャッシュカードへの対応など新しいことへの積極的な姿勢も見られます。
インターネットでの使用なども視野に入れた数多くのサービスで個人から企業まで多くの人を元気にして欲しいと思います。