クレジットカードを作る、つまりカード会社と契約を結ぶということは会員規約の全てに同意し遵守することを約束することです。
なので、会員規約は隅々まで良く読んで納得してから入会申込みをしなければなりません。
なんちゃって、私も会員規約の全部を読んだことは一度もありません。
基本的な事項はどのカード会社の規約もほとんど変わりませんが、選択できる分割払いの回数、毎月の締め日、支払日(自動引落の日)、利率、違約金について、トラブル発生時の連絡方法などは、それぞれなので、知らないと思わぬ事態を招きます。
このほかにも、保険の有無や種類内容、免責の範囲や条件はカード会社によって大きく違います、また、同じカード会社でもカードの種類やグレードによって異なるのが普通なので注意が必要です。
複数のカードを持っている場合、カードごとの締め日と支払日を踏まえてどの買い物にどのカードを使うかを考えると同じカードをより有効に使えたりします。
もっとも、締め日や支払日はカード会社の都合で変更されることがあります。
「え、会員規約は会員とカード会社の契約でしょ、勝手に変えられたら困るじゃない。
」といいたくなるのですが、規約の最後の方に小さな字で「本規約は都合により変更されることあります。
」みたいなことが書いてあるのですね。
もちろん事前に相当な期間を定めて通知(おしらせ)がなければならないし、契約の目的=カードを利用して買い物をする、に支障をきたすような変更は認められないので、文句が言えますが、締め日と支払日の変更くらいだと、2ヶ月くらい前にお知らせがあったら、受け入れるしかないですね。
私の場合、会員規約で注意して読む箇所といえば、保険とか免責に関する箇所でしょうか。
この部分はカード会社によって激しく違う箇所なのです。
ショッピング保険(買ったものを壊してしまったら保証してくれる)に関しては自分で気をつければ良いことなので、あったらよいなくらいですが、盗難保険が付いていたり、買った品物に関してお店とトラブルになったときなどに、一定の条件で解除や免責がうけられるカードはやっぱり安心して使えるかな。