株式投資は株価の値動きによって左右される投資ですが、株価は毎日刻々と変化しています。
株価は正しくは株式市場において、目的の株式に対して直近に約定があった値段のことです。
一方的に売りや買いの注文が多くて約定に至らない場合は気配値と呼びます。
ニュースなどでよく「終値は…」などと耳にしますが、一日の最初に取引された株価が始値、最後に取引された株価か終値、というようです。
立会時間中で最も高い株価を高値、最も安い株価を安値と呼んで、始値、終値とともに一日の株価の変動を見るための重要な値となるのです。
株式投資をする人はこの株価の動きから目が離せません。
株価は市場の動きにより刻々と変化しますが、あまりに急激な変動は投資家にとってに破滅的な損害を被る危険があります。
そのため一日に変動できる株価は一定の範囲に値幅制限があります。
この値幅制限まで株価が急騰、あるいは暴落することをストップ高、ストップ安と呼びます。
株価の決定方式は大きく分けてオークション方式とマーケットメイク方式に分かれます。
オークション方式は売買当事者が証券取引所に希望する価格と数量を告げ証券取引所側で約定を行うもので、こちらが一般的です。
マーケットメイク方式というのは、マーケットメイカーとなった証券会社が確実に成立する気配値を出して売り方と買い方を募るもので日本ではほんの一握りの銘柄のみのようです。
株価の変動を一目で見るためにチャートがあります。
日経平均株価などは複数の株価を元に市場全体の動向を把握するために算出されたものです。
株価は経済の動向を見る一つの重要な指標と言えるでしょう。